本日、滋賀ムービーサロンの第28回例会に参加させていただきました。
草津市民交流プラザの小会議室で午後1時20分から4時40分まで開催されま
したが、会場は、ごらんのとおり満員の盛況でした。
元NHKの放送部長の高梨二三夫先生を招いての講習会という内容でした。参加者
の作品8点が上映され、その作品一つ一つについて講師の先生からいいところ、
悪いところの批評をいただくというものでした。
上映作品は、この道何十年というベテランの作品が多かったので、私のような
素人が見ると、みな素晴らしいと感じる作品ばかりでしたが、プロの高梨氏に
かかると一刀両断にバッサバッサと切り捨てられます。
氏は歯に絹を着せぬ辛口コメントで知られる方ですので、批評には容赦があり
ません。本人を前にして、こんなところが駄目だ、なにやってんだ・・・という
コメントが相次ぎました。
高梨氏のコメントは、辛口でしたが、その心情は、何とか皆さんの技術向上の
ためになればということがわかっていましたので、皆さん、真剣に聞いておられ
ました。私は傍聴という形でしたが、非常に参考になりました。
例会の後半は、「マイビデオ編集パワーアップ」と題して、高梨氏から具体的
な撮影の映像をもとに、講義が進められました。
特に、映像の冒頭の見出しシーンには、一番言いたいこと、伝えたいことの映像を持っ
てくること、これが大原則だとおっしゃいました。また、映像編集の大切さについて
もお話がありました。同じ映像を撮ってきても、編集の仕方で、まったく違った
印象になることがよくわかりました。編集の技術の大切さが分かった次第です。
映像は、実に奥が深いなあ・・・・と実感した一日でした。また、映像作品を作る
ことは、実に手間ひまがかかることが分かりました。
なお、「びわ湖e-まち映像協議会」の活動や映像コンテストについても、しっかりと
宣伝してきました。